思考整理

東京大学→Software Engineer

自分を飽きさせない工夫をする

こんにちは。

みなさん、なにか新しいことを始める時、どうしてますか?

仕事のための資格勉強、趣味で将棋を始めようかな、英語を勉強しようかな


いろいろな「始める」パターンがあると思います。

仕事で絶対に必要!(やらないとクビ)とかならまだしも、自分の意志で始めようかなーって思ったことって往々にして続かないことが多いと思うんです。

例えば趣味で将棋を始めたとしましょう。


最初は将棋の入門書を買って読んでみて、詰将棋の本も一冊読んで、ネット対戦をしてみる。

最初はなかなか勝てないでしょう。そこでまた本で勉強する。でも実戦がしたくなりネット対戦をする。負ける。

最初は楽しいので続いていますが、だんだん勝てないことにイライラしてきて、だんだん頻度が減っていき、やらなくなるってこと、想像できますよね?



人は本来飽きやすい生き物で、飽きてしまうことってある意味当然だと思うんです。


だから、新しいことを始めるときって飽きることを前提としていたほうがいいと思います。

最初からよっしゃやったるぜ~!と気合を入れて全部やろうとしてもすぐに飽きてやらなくなるのが落ちなので、自分のモチベーションを維持できるように簡単なことから入っていけばいいのです。


例えば将棋の例ですと、
1.入門書を読む
2.詰将棋の本も読む
3.ネット対戦をする

といろいろ手を出していると思います。

ただでさえ新しい将棋という概念を理解するために脳みそに負荷をかけているのに、あっちもこっちも気を散らすようなことをしているとめんどくさくなっちゃいます。


ですのでこの場合はやることを絞り、
「将棋のルールだけ学んで、しばらくはひたすらコンピューターLV1と戦う」のようにするといいと思います。

やることを絞れば、脳のリソースを「コンピューターLV1に勝つこと」に集中させることができるのでそれほど負荷にもならないでしょう。


人は完璧主義であろうとします。

将棋を始めるからには戦術を学び、寄せを学び、詰将棋を学び、囲いを学びと全部をやろうとしてしまいがちです。

でも一歩立ち止まって考えてみてください。

そんなにいっぺんにたくさんのこと、できますか?



少しづつ、出来ることから始めていき、脳のリソースを分散させないことを意識すると長く続けることができると思います。

一番良くないのは最初がんばっていても途中でやめてしまうことですからね。



まとめます。
・人は飽きやすい生き物
・新しいことを始めるときは飽きない工夫が必要
・あれもこれもやるのは難しい
・やることを絞り、脳のリソースを集中させる
・大切なのは続けること