思考整理

東京大学→Software Engineer

言葉は文脈の中でしか正しく意味を持たない

 

言葉というのは、基本的には文脈の中でしか意味を持ちません。いつなんどきも、誰にでも当てはまるアドバイスなんてものは存在しないのです。

 

 

例えば、「凄い人と自分を比較して、その差分を埋めるように努力するのが成長する近道だよ!」というアドバイス

一見もっともらしい意見に見えます。

 

しかし、このアドバイスは万人に当てはまるものではないです。

 

例えば、僕の場合は他人と自分を比較すると、自分の弱い部分や努力してこなかった過去に過剰に焦点をあてて考えてしまい、自己嫌悪に陥ってしまいます。

よしやるぞ!というやる気が出る前に、自分には出来ない、、と意気消沈してしまう方が先に来てしまい、むしろ逆効果です。

 

なので僕は、人と自分を比較することはやめました。人と比較しても幸せになれないことがわかったので。

ひたすら自分と向き合い、昨日の自分とどう変わったのかを成果指標にして、他人という要素を排除して自己研鑽に励んでいます。

 

このように、一見もっともらしいアドバイスに聞こえるようなものでも、ジブンの性格や置かれている環境、これまでの人生で形成されてきた価値観などを含めた、文脈の中で良し悪しを判断しないといけません。

 

このことを知っておかないと、先程のアドバイスを来たときにも、「自分も他人と比較して、頑張らないといけないんだ!でも人と比較すると意気消沈してしまう、自分はなんてダメな人間なんだ…」となってしまいます。

 

アドバイスは、ジブンの中で解釈を加え、良し悪しを判断して、必要ないものは捨ててしまえば良いのです。

 

このことを知っていると、かなりストレスフリーに生きることが出来るはずですよ!