思考整理

東京大学→Software Engineer

責任

責任を負うこと

学生が社会人になり、一番に立ちはだかる高い壁だと思います。

 

特に、日本人は、責任に関する意識が希薄だと感じます。

学生生活の中で自分が責任を負って、結果を出すために死に物狂いで努力をした経験のある人は、そんなに多くないんじゃないでしょうか。

 

僕も、責任というものから逃げ続ける人生を送ってきました。

 

自分が他の誰かに影響をおよぼすことを避け、基本的には「いてもいなくても何も変わらない存在」でいようとしていました。

 

サークルや部活の役職、アルバイトのリーダーなど、目に見えて責任を負っていることがわかる場合はわかりやすいですが、日常生活の中でも、責任を負おうとしていない人はすぐにわかります。

 

例えば、複数人でおしゃべりをしているとき、率先してエピソードトークを披露し、会話を前に勧めている人と、人の会話に相槌を打ったり、質問をしたりしている人がいるでしょう。

 

また、やたら自分に自信がなく、わたわたしていたり、挙動不審になっている人。「自分に期待をしてほしくない」「責任をおいたくない」という深層心理から、「あいつは頼りなさそうだ」と思わせるような行動を取ってしまう人。

 

 

学生から社会人に変わっていくこのタイミング。自分を客観的に見つめ直し、責任と向き合うときが来ています。

僕自身そのタイミングにあり、重圧に押しつぶされそうになりながらも、前を向いて、一歩一歩進んでいこうと思います。