思考整理

東京大学→Software Engineer

形式化すること

上達するとは、形式化することです。

 

結論を最初に書きましたが、「上達する」とはどういうことでしょうか。

それは、最初はできなかったことが、だんだんと意識して頑張れば出来るようになり、最終的には意識しなくても自然と出来るようになっているということです。

 

ここまでくれば、初動から異なるでしょう。

自分の中に、「型」が出来たのです。

 

 

この、「型」をつくることが大切なのです。

習熟するということは、無意識のうちに行動の型、思考の型が作り上げられ、自然とわかる、自然と体が動くという状態です。

 

最終的にこの状態を作りたいのであれば、自分で「型」をつくってしまえば良いのです。

 

僕は、仕事が出来ないので多くのミスをしますし、毎回上司に怒られます。

次のときは直して出来るようになろう!と思っても、同じミスをしてしまいます。

 

そもそも、意思の力に頼ろうとしている時点で間違いなのです。人間そんなに意思の力は強くありませんし、脳のリソースは限られているのでそこを頼りにしていると必ずパンクします。

 

「型」をつくってしまえば良いのです。

 

例えば、月曜日の朝10時に1週間分の営業リストを確認し、追加営業の必要性の有無を確認すると、決めてしまえば良いのです。

 

出来ないことは全て、型をつくり、上達スピードを上げていきましょう。

気落ちしないこと

皆さんは日常生活の中で、嫌なこと、辛いこと、悲しいこと、悔しいことがあって、凹んだり、気落ちしたり、何もやる気がなくなったり、現実逃避して楽な方に逃げたくなったりすることはありますか?

 

僕はあります。

仕事が全く上手く出来ず、タスク管理が出来ず、年下の女の子にタスク管理をしてもらい、惨めで逃げ出したくなります。

 

そんな中でも、自分の誇れる点を1つだけ上げると、必要以上に凹んだり現実逃避をし続けたりしないことです。

 

現実逃避をすることで、その場は良い気分になります。非常に魅力的な誘惑です。

 

ですが、僕は自分の可能性を諦めていません。人は変われるはずだと信じています。

 

根拠は全くありません。

 

でも、自己嫌悪に陥って腐ってしまうより、全く根拠はなくとも無駄にポジティブな方が気分的にも良いですよね?笑

 

 

無駄ポジティブで、行きましょう。

 

そして自分に出来ることは努力しかないので、とりあえず今出来ることを全力でやります。

職業選択の軸

就職活動をしている皆さん、「就職活動の軸はなんですか?」という質問に対する答えをどうするかで、悩んでいませんか?

 

「軸ってなんやねん、ぼやっとしすぎやろ!」とか、「正直大学ではサークルと飲み会しかしてないし、急に職業について考えようと思ってもわからんし」とか、「そもそも就職活動の軸というもののイメージが沸かない」などなど、思っていませんか?

 

僕は思っていました。そして就職活動を9ヶ月ほど続けた現在でも、思っています。

 

就職活動の軸を作るためには、2つの情報が必要です。1つは、自分に関する情報。もう1つは、職業に関する情報です。この2つのマッチングした点が、就職活動の軸となるわけです。

 

しかし、ここで2つの問題が発生します。1つは情報の不足。もう1つは情報の誤認識と変化です。

 

自分と職業という2つの情報のうち、自分に関することは分かります。アクセスし放題な情報です。自分にしかわかりません。
しかし、職業の情報は分かりません。働いたことがないから、どんな業界が良いのかと言われてもどんな業界があるのか分からないし、どんな職種があるのかもわからない。どんな実務で、どんな能力が身について、どんな辛いことがあるのかわからない。

圧倒的に職業に関する情報が不足しているのです。これが問題の一つ目。

 

2つめの問題は情報の誤認識と変化。先程自分に関する情報は分かると書きましたが、たしかにアクセスすることは出来ますが、自分で自分の情報を正しく把握出来ているかどうかはまた別の問題です。

 

自己分析をした結果、自分の興味関心ややりたいことが見つかったとしても、それが本当に自分のやりたいことなのかはわからないし、そして興味関心ややりたいこと、志向性、感受性などは変化していきます。

自分が今興味を持っていることは、五年後には興味を持っていないかもしれない。

 

情報を正しく認識出来るかどうかは、企業についても同じことが言えます。

 

企業についても、就活生の前に出てくる企業の人達は、「就活生が自社に興味を持ち、受験してくれるよう」意図したコミュニケーションを取ってきます。

そのため、彼らの見せたい側面を強調され、正しくないインプットをしてしまう可能性があるのです。

また、自分の勘違いという可能性もあります。例えば人材業界のA社の説明会に行き、印象が最悪でした。人材業界の企業はもう受けないぞと思ったとします。しかし、その印象は人材業界に普遍的なものではなく、A社に固有のものだったりします。自分の勘違いによって、人材業界の中で将来の入社先となる候補企業が軒並みなくなってしまうのです。

 

ここまでの話を聞くと、じゃあ就職活動の軸ってどうやったら作れるんだと絶望した方もいるかもしれません。

 

ですが、上記の問題を知らないで就職活動の軸を作って行くと、頑張って作り上げた就職活動の軸が、何かの拍子に自分の勘違いが発覚し全ておじゃんになるということも有りえるわけです。

 

現在の僕ですね。

 

就職活動の軸はそう簡単に出来るものではありません。
時間をかけて、PDCAをかけて創っていくものなので、すぐに出来る魔法のプロセスのようなものを期待するのはやめましょう。

 

就職活動の軸を創っていく中で、上記の内容を踏まえつつ、なるべく後戻りが少なくなるように進めていくのが良いと思います。

 

頑張ってください!

 

 

 

やっている、とを楽しむ

仕事をしていると、どうしても「自分には出来ない」とか、「つらい、辞めてしまいたい」と思ってしまうことはあると思います。

 

その時の状況次第ですが、本当に辞めるべき時(明らかに職場環境が劣悪なとき)は辞めてしまう方が良いですが、辞めたい原因が環境ではなく自分にある時などは、そこで辞めてしまっては問題は解決しません。

 

他の職場に移ったとしても同じように逃げてしまったり、頑張ることができずに能力も身につかないままで職場だけが変わっていくということに成りかねません。

 

そんなとき、辛い時こそ、「今やっていることを楽しむにはどうすれば良いだろう」と考えることが有効なのです。

 

 

 

仕事をしている時、特に新入社員の間は辛く厳しい時間が多いと思います。仕事にかぎらずですが、仕事も経験がモノを言う世界ですので、経験が全くない去年まで学生で飲み会しかしていなかったような人間がいきなり仕事が出来るというのは、それは無理難題というものです。

 

自覚するべき点の1つめは、この点。「自分と、社会人としての経験を積んだ先輩」を比べないこと。

 

経験値が違う以上、そこを比較してもなんの意味もありません。先輩は、「◯年後に目指すべき姿」として認識し、現在の自分とは比較しないようにしましょう。

 

 

比較しなくなっとしても、目の前の仕事が突然出来るようになるわけではないので、やはり辛いということは変わりません。

 

では、どういった状態になれば楽しくなるのでしょうか。

 

人が仕事を通じて楽しいと思うには、「上達している実感」「上手くなっている実感」が必要です。

 

 

自分はこの仕事を、だんだんと上手く出来るようになっているんだと思うこと、つまり小さな成功体験を積むことによって、自信が形成され楽しいと思えるようになっていきます。

 

 

しかし、新入社員である私達は、仕事に慣れておらず、上達する自分を自分でマネジメントすることが出来ません。

 

同じ仕事をしていたとしても、日によって違う部分でミスをしてしまったり、前回は出来たはずのことが出来なくなってしまったりします。

 

 

そうならないためにも、以下の2つのことを意識して実行しましょう。
・「型」を作ること
・「型」を記録すること

 

同じ仕事を繰り返しするならば、時系列に添って「いつどのような行動を取る/意識するのか」という点を、形式化してしまいましょう。

 

そして自分ならではの「型」を作ることで、上達の土台が出来ます。後はこの「型」を洗練していくことによって、成長実感は得られるはずです。

 

また、型は覚えておくことはほぼ不可能なので、メモしていつでも見れるようにしましょう。僕はevernoteに仕事上のいくつもの型をメモして、いつでも参照して確認するようにしています。

 

仕事を楽しくするためには、「楽しくするためのちょっとした努力」が必要です。
ただ現状を嘆くのではなく、この現状を変えるためのちょっとした変化を起こしてみませんか。

コミュニケーション能力の浮き沈み

コミュニケーション能力は、新社会人に求めるスキルとして多くの企業が取り上げています。

 

総合職採用の役7割が配属されると言われている営業職では、コミュニケーション能力が無ければお話になりません。

 

どのような仕事に就くとしても、また、仕事以外のプライベートな時間でも、人間が社会的な生物である以上、人と関わって生きていく能力は必要となってきます。

 

そんなコミュニケーション能力ですが、私の個人的な経験では調子が良い時と調子が悪い時があり、なかなかコミュニケーション能力の水準が安定しません。

 


コミュニケーション能力の安定したパフォーマンスを発揮するために、調子が良い時と調子が悪い時の差分について言語化し、意識してトレーニングを積むことで能力の上昇&安定を目指していこうと思います。

 

コミュニケーション能力を上げたい方、時と場合によって発言量や会話の盛り上がりに差が出てしまう方などに、こちらの記事が参考になれば幸いです。

 

 

実例:上手く行った昨日の彼女との会話

私事で大変恐縮なのですが、昨日は彼女と自宅にてのんびりデートをしていました。普段は口下手でなかなか上手にコミュニケーションを取ることが出来ない僕ですが、昨日は上手くコミュニケーションが取れました。

なぜ、上手く行ったのでしょうか。

 

普段と昨日との違いとして、大きく2つの要素がありました。

  • 彼女と会う前に、就職活動の面接で1時間みっちりと話していた
  • 会話を上手くこなそうと変に意識することなく、リラックスしていた
  • 「何か喋ろう」だけを考えていた。

それぞれについて、考察していきます。


前者について、やはり「慣れ」というか、会話をするだけ会話が上手になるというのはこれまでの経験上間違いないと思います。

 

そして、その上達は瞬間的なもので、時間が経つとその上達した分は消えてなくなってしまいます。

消えてしまう理由は、コミュニケーションが上手く行った時の、「慣れ」について、「慣れ」によって具体的に何が変わったのかを言語化していないため、「慣れ」た状態から何かを身につけることが出来ないからでしょう。

積極的に会話をする機会を作っていきながら、「慣れ」によって、また上手くコミュニケーションが出来た場合はどういった要素が原因となっているのかを言語化して理解し、意識的に習得していくことが大切でしょう。

 

さて、後者のリラックスしていたという点について、これこそが「慣れ」の最大の要因です。思い返してみると、普段の自分は「上手くコミュニケーションを取ろう」と考えて、相手が話しているときは「次にどうやって会話をつなげようかな」と考えてしまっており、それが逆にチグハグな会話を生み出していました。

 

頭の中をシンプルにした方がむしろ自然と考えが出てきて、自然な会話を紡ぐことが出来るのだと感じます。

 

そもそも僕はコミュニケーションを難しく考えすぎていたようで、「自分の素の考えだと浅いから、もっとよく考えて正しい/深い内容をしゃべらないといけない。」と考えてしまう癖があります。

 

そしてその考えによって思考が縛られ、スムーズに言葉が出てこなくなってしまっているのです。

 

この時、相手の立場から考えると、僕に求めているものは僕の能力以上のコミュニケーションではなく、等身大で十分なはずです。

変に見栄をはろうとして、勝手に肩肘を張って自滅している。

 

シンプルに、思ったことを自然と紡いでいくことを意識します。

 

最後に、シンプルにとは言え何も考えていないわけではありません。

唯一考えていたのは、「何か喋ろう」ということです。

 

自然と喋る内容が出てくればそれは楽なのですが、出てこないときももちろんあります。

 

そんな時は、やはりシンプルな頭で、何か喋ろうということだけを意識して言葉を紡ぎました。

 

紡ぐ言葉の良し悪しは、まだ言語化しきれていない部分なので、その点に関しては後日考えてまとめてみようと思います。

 

 

まとめます。

・コミュニケーション能力を伸ばし安定化させるには必要な要素を言語化し意図的に習得する努力をする

・慣れ。場数に多く経つこと。PDCAを回すこと。

・シンプルに、考えすぎないこと、緊張せず、「自分は出来る」と思い込むくらいがちょうど良い。

・考えておくことは「何か喋ろう」くらいで十分。

仕事のモチベーション

皆さん、仕事をしていく上でのモチベーションはなんですか?

その仕事をすることでの社会的意義でしょうか。世の中を良くしている、人を幸せにしているという実感でしょうか。はたまた自身のキャリアにおける今の仕事の重要性でしょうか。


仕事は辛く厳しく、辞めてしまいたいと思うことも多い中で、それでも頑張っていこうと思うためには何らかのモチベーションが必要不可欠です。

 

そして、モチベーションというものは自然と出てくるものではなく、自分で作り上げにいくものだということは、意外と見落とされがちだと思います。

 

今回は仕事をしていく上でのモチベーションを、どのように確立していくのかについて考えていこうと思います。

 

 

モチベーションの有無が仕事に与える影響

モチベーションが無くとも、仕事を辞めてしまい職につかないと生きていくことは出来ないので、仕事を続けることは出来る人が多いでしょう。

しかし、モチベーションを持って仕事をするのと、モチベーションを持たずに仕事をするのとでは大きな違いがあります。

 

仕事を通じて積める経験値に大きな違いが出て来るのです。

 

モチベーションがあれば、仕事に取り組むスタンスが変わってきます。

 

モチベーションの種類にも依りますが、「もっと仕事が出来るようになろう」という方向性に思考が寄ると、1つ1つの仕事に取り組む姿勢が変わり、ただこなすのではなく「改善」を繰り返すようになります。

 

スキルとは努力×努力の方向性で習熟度が定義されるので、ただ時間を投下するだけでは効率良くスキルを習得することは出来ません。

 

きちんとしたモチベーションを持ち、「改善」を繰り返す働き方をする必要があります。

では、仕事を通じて積める経験値が多いと何が良いのでしょうか?

正の循環をつくる

経験値が多いと、仕事が出来るようになるまでの速度が上がります。そうすると、瞬発的にも仕事を楽しいと思えるタイミングが増えてきます。

 

人はできなかったものが出来るようになったときに喜び、達成感を感じる生き物なので、仕事に精力的に取り組み、成功体験を得ることで仕事に対するモチベーションが更に高まり、次の仕事にも精力的に取り組むことが出来るという、「正の循環」が生まれるのです。

 

こうなってしまえば、もうこっちのもの。
成功体験を繰り返し、高い自己イメージを形成しながら仕事に取り組むことが出来るでしょう。

成功体験

でも、成功体験を積むまでが辛くて辛くて仕方ない。最初の成功体験を積むまで努力し続けるほど、モチベーションが無いという人もいると思います。


むしろ、そういった人の方が大多数なはずです。僕もそうです。

 

しかし、それは「成功体験」の大きさに関して誤解があります。成功体験には、多くの方がイメージするような、「目玉プロジェクトを完遂させた」とか、「巨大アカウントからの注文受注に成功した」などの巨大なものもありますが、「文章を書くことに対する抵抗感が薄れた」や「1日のうち、サボる時間が減った」などの小さなものもあります。

 

そして、後者の小さな成功体験を言語化/可視化することが、日々仕事のモチベーションを保つ上で重要となるのです。

 

巨大な成功体験はその分得られる達成感、次の仕事へのモチベーションは大きいですが、それだけでは日々の苦労を帳消しにして仕事に勢力的に取り組むモチベーションとして機能することは難しい。

 

日々、小さな成功体験を積み重ねて、「自分は成長している」「自分は昨日よりこんなところが変わった」ということを意識することで、確実に前進していることを感じモチベーションとなるのです。

 

毎日、「出来るようになったこと」を記録する

僕は毎日、その日出来るようになったこと、昨日の自分と変わった所を日報という形で書き留めています。

 

この習慣を始めたのは最近ですが、それ以前は仕事が本当に大変で、自分の仕事の出来なさに辛くなり、鬱々とした日々を送っていました。

 

しかし、小さな成功体験を可視化することで、自分は確実に出来るようになっているんだ。前に進んでいるんだという実感を得ることが出来、プラスの気持ちで仕事に取り組めることが増えてきています。

 

僕と同じように、仕事で辛い思いをしている新入社員の方に、少しでも助けになれば幸いです。

 

 

自分一人で考えることの限界

 皆さん、悩み事はありますか?
悩み事について、1人で悩んでいませんか?


悩み事は、1人で考えるよりも、詳しい人に話しを聞いてもらい意見を貰いながらPDCAを回していった方が良いです。今回はこのことについて、僕自身の実事例を織り交ぜながら考えていこうと思います。

 

悩み事について、いつまでも悩み続けていれば良いと言うのであれば話は違うのですが、多くの悩み事には期限があり、決断か行動を迫られるものです。

 

決断するために、自分の頭で考えに考え抜いて決めることは非常に大事ですが、自分が決めようとしている内容に関して、どれだけの予備知識を持っているのかという点については一考の余地があります。

 

例えば就職先について悩んでいる学生にとって、仕事に就いた経験が無い、就職先を選択した経験が無い状態で、自分の頭の中だけで仮説を構築し決断をしようともがいてみたとしても、経験が無いがゆえに抜け漏らしてしまっている変数があったりします。

 

自分で考えた後でそういった思考の漏れを発見してしまうと、非常にもったいないことに今まで多くの時間をかけて考え抜いてきたことが、前提から覆されてしまうかもしれません。

 

自分が詳しくないことがわかっている領域に関する悩みであれば、自分ひとりで悩み続けるのではなく、短い時間で仮説を構築した時点でその分野に詳しい人にさっさと聞きに行って意見をもらうことが、遠回りに見えて実は近道になるのではないでしょうか。

 

 

僕は、就職先について自分の頭で考えて、自分なりに仮説を構築し、ベンチャー企業に就職するという決断をしました。

 

決断した内容について研究室の教授に伝えたところ、人生の大先輩である教授から、IPOの話、経営権を持てるのかという話、入社しようとしている企業の社長にとって、自分が将来の経営者として見られているのか、1労働力として見られているのかどっちなのかという話をしていただきました。

 

お恥ずかしながら自分では想定していなかった視点をいただき、それまで長い時間をかけて考えてきた自分の決断が、新たな変数が入ることによってゆらぎ考え直さざるを得ない状態になってしまいました。

 

言われたらそりゃそうだと思うことも、実際に自分の立場になると出来ないもんだなあとひしひしと感じます。

この文章を読んでいる皆さんには、自分はそんな失敗をするはずないと思わずに、僕と同じ過ちを犯さないよう心の片隅に留めておいていただきたいのです。

 

最終的に、トータルで短い時間で決断を出すために、自分の知識の範囲と必要な知識の範囲の共通部分の面積がどれくらいあるのかを想定することは大切です。

 

 

とは言え必要な知識の部分はわからないので、基本的には、自分がその分野の第一人者でなければ、聞かないとわからないことがたくさんあると考えるのが無難でしょう。

 

 

まとめます。
・自分一人で考えても、知り得ない知識があると考えたことが前提から覆される可能性がある。
・さっさと仮説を作ったら、詳しい人に聞く。
・基本的に、聞かないとわからないことがたくさんあるというスタンスで行動する。