思考整理

東京大学→Software Engineer

やる気が出ないとき

どうしても、やる気がでないときってありますよね。

どんなに完璧な人でも、やる気が出ないときというのはあるものです。

でも、どんなにやる気が出なかったとしても、ちゃんと手を動かして成果を上げる人はいます。

 

彼らは、やる気がないときもあるにもかかわらず、どうやって成果を挙げているのでしょうか。

 

僕自身、ほんとうに面倒くさがりな性格で、気を抜くと1日中何もせずに家でぼけーっとしてしまうような、典型的なダメ人間です。

そんな僕でも、最近はやる気が出ないときでも生産的に時間を使うためのコツが分かってきた気がするので、このことについて考えていこうと思います。

 

まず、やる気が出ないときに、みなさん何をしているでしょうか。

僕は自己嫌悪です。

あれをやらないといけない、けどやる気が出ないからスマホをいじろう、そして時間が過ぎていき、自分はなんて駄目な人間なんだろう。。と、自分を責めます。

ここで1つ、考え方を代えましょう。

 

なぜ、自己嫌悪をしているのですか?

 

 

…なぜと言われても…という感じかと思います。

でも、この問いについて考えることには非常に重大な意味を持ちます。

 

つまり、生産的に時間を使うという目的に対して、自己嫌悪はなにか必要な役割を果たしているでしょうか。

 

僕は、自己嫌悪している自分を客観視して考えてみたとき、自己嫌悪する理由は、それ以上努力しなくても良いと自分を納得させるための言い訳づくりをしているのではないかと気が付きました。

 

自分が駄目な存在なのであれば、努力しない、サボってしまうことも仕方のないこととして肯定されますし、その先も同様にサボってしまう理由付けにもなりますから。

 

と、いうことで、まずは自己嫌悪を辞めました。

 

これだけでもかなり結果は違ってきます。自己嫌悪をしなくなると、どれだけやる気が出なくてサボってしまったとしても、自己嫌悪に逃げることは出来なくなります。

ある意味、かなりきついです。自己嫌悪していた時の方が楽でした。駄目な自分を肯定してやらない言い訳を出来る方が。

 

ですが、どれだけサボってもやる気が出なくとも、そんな自分を所与のものとして、やる気が出ない状態でどう自分を動かすか?という考え方をすることで、有効に使える時間料は圧倒的に増えていると感じます。

 

メタ認知能力を働かせ、なんのためにやっているのか?と問い直す姿勢を持ってみてください。